京都、北野天満宮の東門すぐの場所にある境内茶店で販売されている名物「長五郎餅」。
天正15年(1587年)、北野天満宮での「北野大茶会」で初代・河内屋長五郎が献上した餅を、秀吉が気に入り「長五郎餅」と命名されたのが由来だそう。
いろんな個数入りのお餅が販売されていましたが、試食にと2つ入りを購入。これは後で後悔することになりました。。
持ち帰ってさっそく食べてみました。箱の上にはこのお餅の由来が記載されていました。
秀吉から直に命名されたご先祖様はさぞや嬉しく名誉なことだったでしょうね。
皇室御用達として、明治維新まで皇室や宮家に愛され、京都の銘菓として名声を築き、現在は21代目が伝統を継承し、京都市上京区の本店と北野天満宮境内茶店でのみ販売しているそうですよ。
中身はこんな感じ。羽二重餅のような柔らかい餅皮に、上品なこし餡を包んだ一口サイズの餅菓子です。写真からも柔らかさ、伝わりませんか。使用するもち米は滋賀県産「羽二重糯」、二度蒸し製法でふくよかな食感を実現しているそうです。
中の餡もあっさりしていて、本当においしい。クセになってもっと欲しくなります。秀吉公が喜ばれたのも納得です。こんなにおいしいなら、やっぱりもっと買えばよかったと後で後悔するのはこの時なのでした。
今度は本店にも買いに行こうかしら。












