滋賀県大津市坂本本町、比叡山・横川(よかわ)エリアに佇む「元三大師堂(がんざんだいしどう)」は、延暦寺の中でも特に歴史と信仰が深く息づく場所で、国の重要文化財に指定されています。
ここは、比叡山中興の祖として知られる 慈恵大師 良源(元三大師) の住居跡であり、元三大師堂の正式名称は 四季講堂(しきこうどう)。
967年、村上天皇の勅命により、春・夏・秋・冬の四季に法華経の講義と論議が行われた道場 として整えられました。これが「四季講堂」という名の由来です。
後に、ここに住んでいた慈恵大師良源を祀るようになり、現在の「元三大師堂」と呼ばれるようになりました。
後に、ここに住んでいた慈恵大師良源を祀るようになり、現在の「元三大師堂」と呼ばれるようになりました。
現在の建物は 1652年(承応元年)に後水尾天皇の勅願で再建 されたもので、江戸時代初期の建築として文化財に指定されているのです。
境内で目を引くこの使い古したわらじ。新品は「足腰の健康祈願」「旅の安全祈願」「修行成就」などの願いを込めて奉納されますが、こちらは長い行脚の道のりを無事に終え「長いが叶った証」として納められています。なんでもこれはまだ途中で最後まで行脚するともう形すらとどめていないのだとか。それだけでも修行の大変さが伝わってきます。
また、良源は第18代天台座主で、荒廃していた比叡山の復興に尽力した人物。
その功績から「比叡山中興の祖」と呼ばれています。
命日が正月3日であることから「元三大師」と親しまれ、魔除けの護符 角大師(つのだいし) の由来でもあります。
その功績から「比叡山中興の祖」と呼ばれています。
命日が正月3日であることから「元三大師」と親しまれ、魔除けの護符 角大師(つのだいし) の由来でもあります。
元三大師堂は、日本のおみくじ発祥の地 とされています。良源が観音菩薩から授かった言葉をもとに占断を行ったことが起源とされ、現在のような「引くおみくじ」ではなく、悩みを紙に書き、僧侶が読経の後におみくじを引いて読み解くという特別な形式が伝わっているそうです。
授与物の中には、お守りの他に、魔よけの御札もあり人気だそう。邪物が入り込まないように、玄関外に貼られるのがいいそうですよ。












