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今でこそ福岡市で様々な舞台を観に行っていますが、そのきっかけとなったのは陽projectという劇団の演目に出会ったことでした。 時代劇や昔話に独自の設定を取り入れた作風を得意とする陽projectは、熱く前向きなストーリー展開が特徴で定期的に公演を行っています。2023年の6月に上演された作品は「三国志IF」です。 陽projectは過去にも三国志を三部作に分けて上演したことがあります。 今回の三国志IFは単独の作品となっており、これまでのように独自の要素と解釈で物語が構成されていました。 三國

今年も様々な舞台を観に行きましたが、今回紹介する「Last Moment」はそうした作品の中でも特に若い力が集まって制作された作品でした。 制作の中心となり、出演する俳優たちを率いるのは20代前半の若さと大きなバイタリティを持った俳優の宮﨑美光さんです。 ストーリーは、若くして栄光を掴んだ演出家が故郷で凱旋公演を行なおうとした直前、不運なトラブルに次々と襲われその中で作品を作り上げようともがくというもの。 前半と後半の二部に分かれており、後半の時間をまるまる使った前半といい意味でギャップのある展

1.福岡市科学館とは？ 福岡市科学館は、福岡県福岡市にある科学館です。 日常の現象についてゲームやショーを通して学ぶことができ、ものづくり体験プログラムやプラネタリウムもあります。 2.行ってみた 外のエスカレーターの中からすでに装飾がしてあってわくわくします。 入口には壁がずらっと並んでいます。 基本展示室は科学が学べるコンテンツがたくさんあります。 例えば、こちらは、エネルギーと発電方法の組み合わせをボールを蹴ってやるゲームです。 近くの大学のパネル紹介もあり、進路を考える中学生や高校生にも

2023年はさまざまな特撮およびそのキャラクターに関する作品が公開され、例年以上に盛り上がりを見せました。 いつの時代も人々の心を捉えて離さない特撮という世界の展示が春に福岡市科学館で開催されました。 特撮のDNA展は全国各地で開催されている特撮の展示会で、その時々のテーマに沿って貴重な展示物を多数見ることができます。 今回福岡で開催された内容は主にゴジラを中心としたものでした。 ゴジラを始めとして、モスラやメカゴジラなど人気キャラクターの展示に会場を訪れた人たちは老若男女問わず「凄い！」という

伊藤野枝（いとうのえ）は明治から大正にかけて生きた女性活動家です。現在の福岡市西区に生まれた野枝は女性解放運動家として活動する一方で、結婚制度を否定し不倫を行うなど奔放に生きた人物として伝えられています。 激動の時代の中で、最期は憲兵隊により虐殺され生涯を終えた野枝。2023年は野江の没後100年にあたります。 そんな野枝の生涯を描いた舞台が『日輪の夢』です。 会場は福岡市にある『福岡市科学館サイエンスホール』。 物語は親が勝手に決めた婚約を野枝が破棄し、上京するところからスタートします。 それ