滋賀県大津市坂本本町、延暦寺東塔内にある「大講堂」は、国の重要文化財です。
延暦寺の学問と修行の中心として大切に受け継がれてきた建物で、現在の大講堂は、昭和39年(1964年)に山麓・坂本の讃仏堂を移築、東塔の中でも根本中堂と並ぶ重要な伽藍のひとつとして位置づけられています。
大講堂は、古くから僧侶たちが 法華経の講義を聞き、問答を交わし、学問修行を深める場 として使われてきました。比叡山延暦寺は「日本仏教の母」と呼ばれるほど多くの宗派の祖師を輩出していますが、その精神的基盤を支えてきたのがこの大講堂です。
堂内には、本尊である 大日如来 が安置され、その左右には比叡山で修行し、後に各宗派を開いた 法然・親鸞・栄西・道元・日蓮 などの等身大の木像が並びます。これらの像は、比叡山が日本仏教の源流であることを象徴する存在であり、訪れる人に深い歴史の重みを感じさせます。
堂内は撮影禁止のため、写真を撮ることが出来ませんでしたが、上部に画かれた肖像などの絵画は、一人の画家さんが3年かけて書かれたのだと案内してくれた僧の方が教えてくださいました。有名な方らしいですが、お名前を忘れてしまい、調べても特定の作者はなし、とのことですので、訪れた際に聞いてみてください。※そ内文も掲げられていましたが、撮影は出来ないので申し訳ありません。画かれたものは、ざっと数えて30枚以上だったので単純計算で1か月で1枚ほどを仕上げていたことになります。大きな油絵だったので感服しました。
仏さまも大変価値のある見ごたえのあるものばかりでしたが、その画を見るだけでも価値があります。行かれた際はぜひ!
仏さまも大変価値のある見ごたえのあるものばかりでしたが、その画を見るだけでも価値があります。行かれた際はぜひ!
この日は世界平和デーということで、韓国の僧の方たちがお経を唱えてくれる日でもありました。
また、傍には参拝者に親しまれている 大きな「平和の鐘(開運の鐘)」 が設置されています。訪れた人が自由に撞くことができ、その澄んだ音色は比叡山の静寂に溶け込み、心を整えてくれるような響きを持っています。
この鐘には「なすび婆」という逸話も残っていて、撞く前に一度ご一読いただくと面白いと思います。
鐘撞きは1回100円の有料となっています。












