「道成寺(どうじょうじ)」は、和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺院です。
山号を「天音山」といい、千手観音菩薩を本尊としています。
山号を「天音山」といい、千手観音菩薩を本尊としています。
寺の伝承によると、飛鳥時代末期の大宝元年(701年)、文武天皇の勅願によって創建されたとされ、現存する寺院としては和歌山県最古といわれています。
現在の本堂は、南北朝時代の1357年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。
現在の本堂は、南北朝時代の1357年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。
道成寺を語るうえで欠かせないのが、安珍と清姫をめぐる伝説です。
熊野詣での途中、僧の安珍は清姫の家に宿泊します。安珍に恋をした清姫に対し、安珍は熊野参詣を終えたら戻ってくると約束しますが、その約束を守らずに立ち去ってしまいます。
裏切られたことを知った清姫は、怒りと悲しみから大蛇の姿となり、日高川を渡って安珍を追いかけます。安珍は道成寺へ逃げ込み、寺の僧たちが下ろした釣鐘の中に身を隠しました。しかし、清姫は鐘に巻きついて炎を吐き、安珍を鐘ごと焼き殺してしまったと伝えられています。
熊野詣での途中、僧の安珍は清姫の家に宿泊します。安珍に恋をした清姫に対し、安珍は熊野参詣を終えたら戻ってくると約束しますが、その約束を守らずに立ち去ってしまいます。
裏切られたことを知った清姫は、怒りと悲しみから大蛇の姿となり、日高川を渡って安珍を追いかけます。安珍は道成寺へ逃げ込み、寺の僧たちが下ろした釣鐘の中に身を隠しました。しかし、清姫は鐘に巻きついて炎を吐き、安珍を鐘ごと焼き殺してしまったと伝えられています。
この安珍・清姫伝説を題材にした作品は、能や歌舞伎、人形浄瑠璃、日本舞踊、邦楽など、さまざまな分野で作られてきました。
これらはまとめて「道成寺物」と呼ばれています。
映画『国宝』にも、歌舞伎舞踊『京鹿子娘道成寺』を二人で踊る趣向の「二人道成寺」が、重要な演目として登場しました。
映画『国宝』にも、歌舞伎舞踊『京鹿子娘道成寺』を二人で踊る趣向の「二人道成寺」が、重要な演目として登場しました。
安珍が隠れた釣鐘の伝説で知られる道成寺ですが、現在、境内には釣鐘がありません。
初代の鐘は安珍・清姫伝説の中で失われ、その後に作られた二代目の鐘も、豊臣秀吉による紀州攻めの際に持ち去られたと伝えられています。その二代目の鐘は現在、京都市にある妙満寺に伝わっています。
初代の鐘は安珍・清姫伝説の中で失われ、その後に作られた二代目の鐘も、豊臣秀吉による紀州攻めの際に持ち去られたと伝えられています。その二代目の鐘は現在、京都市にある妙満寺に伝わっています。












