爽やかな風が吹く晩夏の日、思い立って車を走らせ飯山にある「高橋まゆみ人形館」を訪れてみた。
飯山の商店街の端っこにある人形館は趣のある建物で周りを樹木が囲むように配置され涼やかな日陰を作っていた。
ちょっと濁声のおじいちゃんと人の良さそうなおばあちゃんの写真が訪れた人々を「いらっしゃい」と言うように出迎えてくれる。
決して大きくはないこじんまりとした館内にはこれまで作られてきた数々の作品が懐かしい風景の中展示されている。
残念ながら館内は撮影禁止のため作品を紹介することができないのだが、そこには昔から変わらない日本人の心を持った人々が何かを語りかけてくるような表情でそこにいる。
あぁ、こんな顔の人いるよねと思うような人形や認知症になって片足に靴ではなくスリッパを履いたお婆さんを一緒に寄り添って歩くおじいさんの姿、真田十勇士と幸村の姿、家族みんなで打ち上げ花火を見ているんだろうなと思わせる情景が広がっているような人形達。
そこには今の私たちが忘れてしまった”情”があり”優しさ”が溢れていた。
なんとも言えない懐かしさを感じ愛に包まれているような感覚を覚えた。
作家さんも「人形が語りかけてくる」とビデオの中で話されていた。
小さいけれどショップやカフェも併設されており鑑賞した後にちょっと休憩ができる。
たまには昭和の風景に浸ってみるのも良いかもしれません。
高橋まゆみ人形館
長野県飯山市飯山愛宕町2941−1
開館時間:夏季 4月〜11月 9時〜17時 冬季:10時〜16時
休館日:毎週水曜日 年始年末
入館料:一般 620円 *詳しくはHPをご覧ください。
駐車場は周辺の市営駐車場を利用されて下さい。












