神戸市須磨区にある「くるみ家」は行くたびに地元の人が並んでいる人気のうどん屋です。
近くに小学校があるためかガラス越しに見える待ちあい席では子供が退屈しないように読み聞かせできる絵本が並んでいました。
待つこと30分、ようやく入店です。
ガラリと木の引き戸を開けると、長細い木のカウンター席やテーブル席があり、内装はうどん屋というよりカフェのように見えます。
お目当ては数量限定の日替わり定食です。
温かい又は冷たいかけうどんと小鉢のおかず、そして炊き込みご飯や稲荷寿司などもついてボリューム満点。

外で待っている間に注文を聞いてくださるので、席に着いて間もなくうどんが運ばれてきました。
見た感じはシンプルなかけうどん。まずは、お汁から啜ります。
香りがふわりと口に広がり、あっさりしつつもしっかりとまろやかな旨みがじわ〜と体全体に沁み渡ってきます。

麺も讃岐うどん特有のコシのあるもっちりした食感で、やさしい出汁とのバランスが絶妙です。

そして店主の粋な計らいでしょうか?
かけうどんの中にたまに一本だけ太く平べったいきしめんのような麺が混じっており、より一層もちもち食感が楽しめます。

日替わりの小鉢も、うす味でありながら物足りなさはありません。柚子や金柑など香りの良い食材がアクセントになっていることもあり、一品一品に丁寧な仕事を感じます。

食べた瞬間も美味しいけれど、食後もやさしくお腹に馴染む感覚です。
それが老若男女を問わず愛される理由の一つなのかもしれません。
稲荷寿司がついた日替わり定食
冷やしぶっかけうどん
引き戸を閉じた後、いつもは残す汁を最後の一滴まで飲んでいたことに気づきます。
そして、並んででもまた行きたいと思いました。
とび「出汁」注意 (笑)

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