天龍寺は歴応2年(1339)に、足利尊氏(あしかがたかうじ)が夢窓礎石(むそうそせき)を開山として建立された寺院で、嵐山でも1,2を争う人気の観光地となっています。
1年を通して多くの拝観者で賑わっていますが、暑さの厳しい夏はやや人が少なめです。
この日は開門時間の8:30を待って、拝観受付の庫裏(くり)へ。
白壁と格子の美しい景観が目を引きます。
庫裏の入口正面には禅宗天龍寺の象徴でもある大衝立の「達磨図」があります。
くっきりとした輪郭で迫力のある達磨、でもその表情はどこか可愛らしくも感じます。
拝観順路は庫裏から大方丈、そして書院、多宝殿となっています。
天龍寺最大の建物である大方丈の正面には白砂が美しい枯山水庭園、背面にまわると雄大な曹源池庭園が広がっています。
曹源池庭園を見渡せる大方丈の広縁には、立派な龍の襖絵がありました。
振り返るとそこには壮観な景色が!
曹源池庭園については、改めて次の記事で紹介しますので、お楽しみに。
方丈から庭園を見ながら書院の方へ進みます。
開門からわずか20分ほどでもうこんなに人が!
ほとんどが海外の方で、思い思いに庭園の景色を楽しんでいらっしゃるようです。
でもピクニック気分のような方もいたので少し残念でした。
書院から多宝殿への渡り廊下からは嵐山の景色をイメージした庭園や茶室を見ることができます。
曹源池庭園とは異なったしっとりとした雰囲気で、ほっこりします。
多宝殿は後醍醐天皇の尊像をお祀りするお堂です。
中に入ることはできませんが、廊下からもきらびやかな背景に雄々しい獅子(?)や色鮮やかな花々の襖絵が見えます。
天龍寺は、創建以来たびたび戦火に遭い、現在の建物はほとんどが明治以降に再建されたものです。
そのおかげか襖絵や堂内の装飾の色彩がとても美しく、見ごたえがあります。
そのおかげか襖絵や堂内の装飾の色彩がとても美しく、見ごたえがあります。
書院からは曹源池庭園が額縁のように切り取られた風景が楽しめます。
角度によっては人の映り込みもほとんどありません。
広大な庭園全体を眺めるのも良いですが、こんな風に限られた景色を楽しむのも風流ですね。
次回は曹源池庭園の魅力をたっぷり紹介します!












