「かわいい」というキーワードが気になって石川県立歴史博物館で開催されている、秋季特別展「国立民族学博物館コレクション 世界のかわいい衣装」に行ってきました。
会場には、世界各地の民族衣装がずらり。色や形、刺繍、装飾など、一着ずつ見ていくと、それぞれの土地の文化や暮らしが見えてきます。
会場には、世界各地の民族衣装がずらり。色や形、刺繍、装飾など、一着ずつ見ていくと、それぞれの土地の文化や暮らしが見えてきます。
寒い地域の衣装は、色も刺繍も華やか
印象に残ったのは、寒い地域の衣装です。冬が長く、屋内で過ごす時間も多い地域では、刺繍が細かく施されていたり、色鮮やかな布が使われていたりするものが多いように感じました。模様の一つひとつにも目を奪われます。
一方、アフリカの衣装は、生地が比較的薄いものもありました。その代わり、ビーズなどのアクセサリーや、独特の色の組み合わせが目を引きます。
地域によって、衣装の素材も、色の使い方も、装飾の方法も違う。同じ「かわいい衣装」というテーマでも、さまざまな表現があることが面白かったです。
一方、アフリカの衣装は、生地が比較的薄いものもありました。その代わり、ビーズなどのアクセサリーや、独特の色の組み合わせが目を引きます。
地域によって、衣装の素材も、色の使い方も、装飾の方法も違う。同じ「かわいい衣装」というテーマでも、さまざまな表現があることが面白かったです。
日本の小さな着物から見えた、時代の変化
日本の衣装も興味深い展示の一つでした。特に印象に残ったのは、小さな子どもが着る振袖などの着物です。お寺が保管してきた着物が展示されていました。
幼い子どもが亡くなった際、着物などをお寺に納めて供養してもらう風習があったことを知り、衣装には、着るためだけではない意味も込められているのだと感じました。
展示された着物を見比べると、時代によって生地の色や柄、使われている素材などにも違いがあります。説明を読むだけでなく、実物を目の前にして比べられるからこそ、変化を視覚的に感じることができました。
一着の着物にも、その時代の美意識や人々の思いが残っているのかもしれません。
幼い子どもが亡くなった際、着物などをお寺に納めて供養してもらう風習があったことを知り、衣装には、着るためだけではない意味も込められているのだと感じました。
展示された着物を見比べると、時代によって生地の色や柄、使われている素材などにも違いがあります。説明を読むだけでなく、実物を目の前にして比べられるからこそ、変化を視覚的に感じることができました。
一着の着物にも、その時代の美意識や人々の思いが残っているのかもしれません。
アイヌとロシアの衣装を見比べて
アイヌの衣装と、ロシアの衣装が並んで展示されていたことも印象に残っています。刺繍などの細かな表現は異なりますが、全体の雰囲気にはどこか共通するものを感じました。ロシアの衣装には毛皮を使ったものもあり、厳しい寒さに対応するための工夫が見て取れます。
衣装は、ただ見た目を美しくするためのものではありません。気候に合った素材を選び、その土地で手に入るものを生かしながら、身を守り、暮らしの中で受け継がれてきたものなのだと実感しました。
衣装は、ただ見た目を美しくするためのものではありません。気候に合った素材を選び、その土地で手に入るものを生かしながら、身を守り、暮らしの中で受け継がれてきたものなのだと実感しました。
衣装を通して、世界の暮らしを知る
今回の展示で感じたのは、世界にはさまざまな「かわいい」があるということ。そして、その背景には土地ごとの気候や文化、信仰、暮らしがあるということです。
この展覧会は、大阪にある国立民族学博物館のコレクションから、約120点の衣装を紹介しています。今回の展示をきっかけに、衣装を収集・研究している国立民族学博物館にも興味が湧きました。大阪を訪れる機会があれば、ぜひこちらにも足を運んでみたいです。
この展覧会は、大阪にある国立民族学博物館のコレクションから、約120点の衣装を紹介しています。今回の展示をきっかけに、衣装を収集・研究している国立民族学博物館にも興味が湧きました。大阪を訪れる機会があれば、ぜひこちらにも足を運んでみたいです。












