福岡県太宰府市に鎮座する「太宰府天満宮」は、学問の神様として知られる菅原道真公を御祭神とする、全国約12,000社の天満宮の総本宮です。受験合格や学業成就を願う学生をはじめ、国内外から多くの参拝者が訪れる福岡を代表する観光名所です。
天満宮の敷地内は大木がたくさんあって、それぞれが立派で元気に育っています。その様子を目の前にするだけでもパワーを感じる場所です。
菅原道真公は、幼い頃から学問に優れ、政治家としても活躍した人物です。しかし、政争に巻き込まれて京都から大宰府へ左遷され、903年にこの地で生涯を終えました。その後、道真公の御墓所の上に社殿が建てられ、1100年以上にわたり人々の信仰を集めています。学問だけでなく、文化芸術や厄除けの神様としても親しまれています。
境内には歴史を感じさせる見どころが数多くあります。なかでも印象的なのが、心字池に架かる三つの太鼓橋です。漢字の「心」をかたどった池に架かる橋は、過去・現在・未来を表しているとされ、橋を渡ることで心身を清め、神前へと進みます。朱色が美しい楼門も見逃せないスポットで、写真撮影にもおすすめです。
また、境内に点在する御神牛像も人気の見どころです。牛は道真公と縁が深く、天神様のお使いとして大切にされています。御神牛の頭を撫でると知恵を授かるといわれ、参拝者が願いを込めて優しく撫でる姿も見られます。
実は牛だけではなく、麒麟像も有名。境内の手水舎の近く、宝物殿の西側にある麒麟像は、嘉永5年(1852年)に博多の町人たちによって奉納されました。制作したのは、博多の鋳物師・山鹿氏です。現在は福岡県指定文化財となっています。
麒麟とは、中国の伝説に登場する想像上の聖獣です。古くから、優れた徳を持つ聖人が世に現れ、平和で正しい政治が行われるときに姿を現すと伝えられていて、太宰府天満宮の麒麟像は、誠実な心を貫いた菅原道真公の生き方や徳を象徴するものとして造られました。
もともと麒麟像は2体ありましたが、第二次世界大戦中の金属供出によって1体が失われました。残された1体が、現在までその美しい姿を伝えています。
麒麟とは、中国の伝説に登場する想像上の聖獣です。古くから、優れた徳を持つ聖人が世に現れ、平和で正しい政治が行われるときに姿を現すと伝えられていて、太宰府天満宮の麒麟像は、誠実な心を貫いた菅原道真公の生き方や徳を象徴するものとして造られました。
もともと麒麟像は2体ありましたが、第二次世界大戦中の金属供出によって1体が失われました。残された1体が、現在までその美しい姿を伝えています。
すぐそばには、同じく嘉永5年に奉納された「鷽(うそ)像」も並んでいます。この2体は一緒に楽しみたい歴史的な見どころです。
さらに、太宰府天満宮といえば梅の名所としても有名です。境内には約200種、約6000本の梅が植えられ、例年2月から3月にかけて見頃を迎えます。特に、道真公を慕って京都から一夜にして飛んできたという伝説が残る御神木「飛梅」は必見。春には美しい花を咲かせ、境内を華やかに彩ります。樹齢1500年を超える大樟など、豊かな自然も見どころの一つです。
訪れた日は平日でしたが、にもかかわらず、初詣かというくらい参拝客が並んでいました。この後、御朱印もいただきましたが、そちらも並びましたが、両方さほど時間はかかることなく、スムーズな流れでした。
歴史ある神社への参拝だけでなく、四季折々の自然や食べ歩き、街歩きまで楽しめる太宰府天満宮。学業成就や合格祈願はもちろん、福岡観光の際にはぜひ訪れたい、心安らぐ特別な場所です。












