大分県別府市の中心部に位置する「別府やよい商店街」
昭和の空気が残るアーケードを歩いていると、突如として目に飛び込んでくる異彩を放つ存在があります。
それこそが本日紹介する、商店街のシンボル「やよい天狗」です。
この別府の地で、天狗を祀るようになった歴史は意外にも相当古いです。

以下は引用です(一部改変

西暦1688年 別府北浜地方に大災害があり、別府村の住民は大被害を被ったと豊後紀行に書かれております。
その当時 別府村には南北に両筑街道がはしり、長崎などと往来がとても多く 西法寺に本陣・御旅所を置いたと伝えられております。
西暦1715 年(明和2年) 天領当時の別府村を統治した森藩主の命により 讃岐の国の白峯の地より秋葉宮御霊前を 現在の秋葉神社の位置に建立したと豊後風土記に記録が残されております。
しかも当時としては 海門寺に通じる裏街道であった現在の『やよい商店街の流川通り入口』に石碑を建立し付近一帯の無病息災を祈念したとも伝えられております。
やよい商店街では以前より温泉感謝と別府繁栄の心をこめ、いろんなかたちで祭り参加をしていました。
昭和48年2月 商店街の火災厄除けとして『やよい天狗みこし』を創作いたし、以来19年間 当商店街に及ぶ大火罹災を免れ 守護を賜り続けております。

毎年4月の別府温泉祭りには『やよい天狗みこし』として 雄大かつ尊厳さをも感じられるお姿を披露し温泉祭りの名物となっております。
見てください、この圧倒的な存在!

ただ・・・最初見た時は「何だか怖いな」と感じました。
しかし考えてみれば、天狗という神様は、その怖さであらゆる禍を寄せ付けないようにしているのかもしれません。

別府をあらゆる害から守る、大きな見えない抑止力と言えるでしょう。

とはいえ、これだけを見る為に別府の商店街に行く必要は正直ないと思います(笑)
しかし「やよい商店街」は別府の歓楽街の中にあります。別府の夜を楽しみながら通りかかることもあるでしょう。その時、足を止めて一目ご覧になって欲しいなと思います。