福岡の大川市と言ったら家具産地として有名どころ。
 木工家具として全国的にも報道される大川市。ですが、大川の中心にひと際存在感を潜めているのが「風浪宮」と呼ばれる仏閣。


 大川の有名なスポットとして古くから地元の方々に「おふくろうさん」という名で親しまれてきました。
 正面の玄関となる石材で造られた鳥居が出迎えてくれます。石畳が本殿まで一直線に延び、本殿の様子が一目で見て取れる構造となってます。少し歩いて左手には「手水」と呼ばれ神社に入ってすぐに手を清めるスポットです。
 本殿まで続く石畳を通り、大きな赤門をくぐると本殿がすぐに見えてきます。
 お札やお守りを売る「社務所」が四方で取り囲む形で設置されています。


  本殿では主に「海の神様」である少童命(わだつみのみこと)の三神が祀られています。


 ではなぜ自然界である海の神様が中心となっているのでしょうか?

 ◯地理的な背景が関係か?
 ・大川市はかつて有明海と筑後川の境に位置し、これからの海や川での漁業が盛んに行われていました。その際に安全に漁業を行えるように水上交通安全を守るように社として信仰されてきました。また、水難としての危惧からも少童命を祀られたのではないかと考察しました。

 その他にも要因としてはありますが、その土地の地理的な性質と神様は密接な関係ではないかと思います。

 「海の神様」と言ったら豊作を思い浮かびますよね。
 このことからも勝負運や開運、海上守護や大漁満足のご利益があると言われています。
 風浪宮の私個人の一押しのスポットは「白鷺の楠」


 樹齢がなんと2000年にも及ぶ大木で海の神様「少童命」が白鷺に留まったという伝説もあります。四方八歩に伸びた枝に、深くまで根付いた大木は風浪宮の土地と一体化しているようにも感じます。

 2000前は今で言う弥生時代にあたり、相当な年月を経て、現代まで生きて存在している、歴史ある貴重な大木です。
 
 福岡県で、指定天然記念物に登録されており、大川市の掛け替えのない財産の一つとなっています。



 地元民の方のみならず、他県の方々も訪れる隠れた名所として有名な「風浪宮」にぜひ訪れてみてください。

(備考)
 詳しくは大川市「風浪宮」のホームページより、詳細が掲載されていますので、そちらをご確認ください。