皆さんは1日におよそどれほどのゴミの量を出すと思いますか。一人当たりの廃棄量はペットボトル一本とその半分ほど。日本国内ではおよそ10万トンにも及びます。主に家庭で出る生ゴミや、学校や職場などで出る廃棄物など。その他にも、日常を暮らしていく上で、ゴミを出さずに生活することは困難を要します。


 特にこれらの要因を含めた、世界規模の共通課題が地球温暖化。地球環境は現代、社会規模で私たちの生活に打撃を与えています。そのため、地方自治体では様々な工夫や対策が設けられています。


 今回はそんなゴミの廃棄問題や地球環境に対し、Co2をゼロにする目標を掲げ、佐賀市の環境保全を目指す「エコプラザ」と「佐賀市清掃工場」を訪れました。


 各地域から佐賀県へと、豊かで自然あふれる暮らしを実現するために、どのような対策がなされているのか。暮らしを改善するヒントを、わかりやすく知ることができる体験型施設が「エコプラザ」。

 我々の生活から出る廃棄物を処分し、廃棄後の物質をできる限り抑え、多様な面で活用しようと生活圏で実用化しているのが「佐賀市清掃工場」の主な特徴。

 
 さらに、隣接する佐賀清掃工場との関連性を踏まえた、環境学習の基点としてエコプラザの設立がされたそうです。
 ①佐賀県特有の自然環境と、環境問題に対する目標とは


 佐賀県は野鳥国とも言われ、広大な佐賀平野、日本一を誇る有明海の東よか干潟を保有する、まさに環境自然のめぐみの土地。一方で、生活で出される廃棄物による問題や、廃棄場で出される物質など、私たちの日常にも課題が見え隠れしています。

 佐賀市ではCO2(二酸化炭素)ゼロを目標を掲げています。清掃工場では廃棄する工程で、できる限り廃棄された物質を資源として新たに還元する仕組みがなされています。継続的に廃棄工程を工夫しつつ、前提として廃棄物をできる限り抑えるように一般家庭や職場でも、意識をすることが重要になってきます。
 ②清掃工場で行われているCO2削減や環境保全の取り組みとは

 (課題)
 
 我々の生活で出される廃棄物は、焼却し、新たにCO2や灰など有害な物質を生み出しています。現在、焼却灰やリサイクルができない不燃ゴミなどを埋める埋め立て地の残余年数は約23年と厳しい現状にあります。廃棄物を最終的に廃棄する土地も枯渇状態になりつつある中、どのような対策がなされているでしょうか。

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 焼却灰や排出されるCO2の現状に、佐賀清掃工場ではとある工夫がされているそうです。
        
 
 (改善・対策)  
 
 地産地消を電力に!

 家庭・職場などの生活圏でエネルギー(例、石油石炭)など、大半は外国による輸入メイン。エネルギーを輸送する際に出るco2排出による地球温暖化の要因にも。そこで佐賀清掃工場では…

 市内の3カ所あるごみ処理場を廃止
 →一つのごみ処理施設に集約化
 →ごみ処理におけるごみ発電の増加

 この工程から、より効率的に多くのエネルギーを生み出すことができる、工夫を凝らされた改善法ですね。

 
 ごみの焼却熱を活用!

 佐賀市清掃工場では家庭などで出た廃棄物を焼却した熱エネルギーを有効利用し、社会に還元するシステムが導入されています。発電をしつつ、そのエネルギーをできる限り抑え、余熱を民間施設や機材に転換。

 主な活用施設として、温水プールなとに利用されています。発電の仕組みや熱利用を実際に公共施設で還元するシステムは、廃棄物問題に対する意識が強く見受けられる取り組みですね。


 廃棄物→再生品に転換!

 さらにエコプラザでは環境保全のため、再生品(リユース)の活動を推し進めています。前提としてごみを焼却するのではなく、必要としている方々に提供するシステムは、問題に対する高い意識・工夫が凝らされていますね。


 ③私たちの日常での課題や対策とは
 こちらは家族4人における1食の出すゴミの量を模型で表したものです。これだけの量を1食で出すのが、驚きですね。実際に可視化して現状を見てみると、生ゴミや食べ残しが目立ちます。その他にもエアコン・電気のつけっぱなしなど。
 生活圏をのぞいてみると、案外多くの電気や廃棄物が可視化しないだけで多く消費していることがわかります。

 このように私たちの生活していく上での消費を少しでも減らしていこうとする意識が求められています。

 
 環境のためにどのような行動をしていくのか?

 ・電気やガスのつけっぱなしをやめる
 ・自分の食べられる量を作る
 ・生ゴミ(野菜の余り箇所)もなるべく料理に使う
 ・リサイクルできるペットボトルなどは保管しておく

 この他にも日常で改善していける箇所は意外と多くあります。一人ひとりの意識が環境保全の一歩に繋がります。
 
 (まとめ)

 佐賀清掃工場・ エコプラザでは、「CO2をゼロに」という目標を掲げ、具体的に焼却するエネルギーの節約及び民間施設への還元を取り組んでいました。できるだけ焼却灰や不燃ごみを減らすため、私たちの生活でも少しの意識で環境保全に貢献できます。
 皆さんの日常を客観視して、改善できる箇所を一度これを気に考えてみるきっかけになれば幸いです。

 (備考)

 エコプラザでは3階エリアでは工場を実際に見学できます。詳細につきましては、各ホームページよりご確認ください。