前回の記事でご紹介した竹あかりナイトウォーク「INUYAMA YOI NO MICHI」が、1月末でイベント終了となりました!
11月半ばからの約2ヵ月半のイベント期間中だけでなく、
イベント開始時からまちと竹と人の間で汗を流したスタッフの方々、お疲れ様でした♪
初日から日を追うごとにパワーアップした最終形態と宵の宴(打ち上げ)に参加してきた様子をご報告します!


神社の境内で竹に願い事を書いて飾るスペースができていました!

まだ時間帯が早かったので明るいですが、暗くなるとまた幻想的な雰囲気に。
願い事を書いた部分に灯りがともってずらりと並ぶ様子はこの場所ならではの雰囲気を感じます。

イベント開始当初は特になにもなかったこちらのスペースが最終日は賑わっていました!
1つずつご紹介します。

カラフルなロープのアスレチック。
竹を支柱のようにして結構な高さまで続いています。
子どもたちはちょっと怖がりつつも楽しんで上まで登っては下り、登っては下り…笑
スタッフの方が「大人も登って大丈夫ですよ!」と声をかけてもらったので登ってみることに。
枠組みになる部分のロープはかなり頑丈そうですが、ネットのようになっている部分は伸縮性もあり安全そうです!

こちらはクリスマス前に作られた竹のツリー。
竹はよくしなるので昔は竹細工によく使われたといいますが、これを細い一本の棒にするのってめちゃくちゃ大変ですよね…。
それをこんなに重ねて幻想的なアートにできるってすごい技術と根気と努力です。

こちらでは竹に穴あけをするワークショップを行っていました。
穴あけをする竹に設計図のような紙を貼って、それを目印にドリルで穴開けしていく、という感じのようです。
子どもでも大人の補助があれば簡単にできそうでした!
最終日も寒い夜でしたが、竹林の中は風が通らずアスレチックで散々遊ばされた(笑)私はちょっとポカポカしながら帰宅しました。
そして後日、スタッフの方や会場となった神社近辺の町民を含めて打ち上げが行われました。
イベントで使用した竹をここでお焚き上げします。

背後のすさまじい竹林がわかるでしょうか?
このあたりは宿場町だったのですが、かつて行われていたマツタケ狩りもすっかりなくなり、竹細工に使っていた竹で里山がすっかり飲み込まれてしまいました。
今では高齢な町民が竹林整備するにも限界があり、タケノコが生え、それを食べにくるイノシシで畑が荒らされ…。
どの田舎でも起きているはずの竹害に困っている地域のひとつです。
今回のイベントで竹を約500本使用したとのことですが、まだまだ竹はあるどころか毎年増えていくのが現状です。
主催者の方は2年目、3年目と続けていきたいと意気込みを語ってくれましたので、日の当たらない田舎にも活気が沸き、竹に困っている人が少しでも減ることを祈るばかりです。

2月の寒空の下でしたが火の近くは暑いくらい!
そして遠火で焼く鮎は…うまい!
(町民持参の夏に釣った鮎をこれまた竹のクシにさして焼きました)
※第1回イベントは終了しました