神明宮のあぶりもちで、一年の厄よけ 食べるお守りといわれる伝統神事【石川県金沢市】
金沢・片町方面へ向かう犀川大橋のたもとに佇む、神明宮(しんめいぐう)。 春と秋、毎年5月と10月に行われる「春秋例大祭」では、ある“食べるお守り”が名物になっています。 それが、「あぶりもち神事」。 神前でついた餅を串に刺し、炭火でこんがり炙ったあと、生姜だれをたっぷり絡めて仕上げます。 ほんのり甘くて、ぴりっと辛い、素朴ながら心に残る味。 古くは江戸時代から続くとされ、無病息災や家内安全、疫病退散の願いを込めて、毎年多くの人がこの餅を求めて足を運びます。 毎年、家族分を持ち帰って食べるのが恒例
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