日吉大社の境内は大変広く、東本宮と西本宮のほか、40ほどの境内社があります。
今回は、メインの東本宮と西本宮について紹介します。日吉大社に元々あったのが東本宮で、あとから祀られたのが西本宮だそうです。
西本宮の楼門は、木像の猿が四隅を守っているので注目してみましょう。

一生懸命支えてくれているようです。

それぞれポーズも違って可愛いですね。

こちらは西本宮本殿。立派な社殿です。1586年に再建されたもので、大己貴神、別名大国主命が祀られています。床下には、かつて仏事を営んだ部屋があるそう。

そして国宝にも指定されている東本宮本殿。ご祭神は大山咋神。昔から要地を守る神様として祀られてきたのだそうです。

境内にある樹下宮(写真左)には、奥さんの鴨玉依姫神が祀られています。

夫婦の神様にちなんでか、同じ敷地には日吉雌梛・雄梛という木もありました。日吉雌梛は、男性が女性の幸せを祈る木で、雄梛はその逆です。
次回は、日吉大社のそのほかの見どころを紹介したいと思います。
日吉大社の情報
滋賀県大津市坂本5丁目1-1
拝観時間:9:00~16:30