那須塩原市には、滝が大小合わせて100以上あります。
その中で塩原十名爆の1つであり、那須塩原の秘境と言われ、明治 ・大正から現在にいたるまで、多くの人々を魅了し続けているスッカン沢の雄飛の滝(ゆうひのたき)をご紹介します。
雄飛の滝の場所は、矢板市方面から県道56号に入り、山の駅たかはらを目指します。山の駅たかはらを過ぎ約7km進むと左手に(長寿之滝 湧水)が現れます。そこから約50mで雄飛の滝駐車場に到着です。
約20台駐められます。トイレはありません。
那須塩原市から行く場合は、日塩もみじラインに入り、大沼公園方面か新湯方面どちらかの道を通り、雄飛の滝駐車場を目指します。
冬季は、矢板市方面からは山の駅たかはら先、那須塩原方面だと大沼公園先が、積雪の為道路が閉鎖されるので、事前に確認した方が良いと思います。
駐車場に車を駐めて、いよいよ片道約1時間前後の秘境めぐりのスタートです。
まずはゆうひばしを渡り、雄飛の滝線歩道『スッカン沢』沿いを歩いていきます。
歩いていると落ち葉の良い香りがします。
特に一葉楓は良い香りがしました。
雄飛の滝を見る前に、二つの滝が現れます。
最初に現れるのが、素簾の滝(それんのたき)です。
遊歩道対岸に流れ落ちる滝で、白い糸が岩をおおいつくす簾(すだれ)の様に見えることから、「すだれ滝」とも言われています。
次に現れるのが、仁三郎の滝(にさぶろうのたき)です。最初にこの滝を見つけた人の名をとって付けられたのが由来だそうです。
また、舞踏場のような滝壺の上に流れ落ちる滝が、白いスカートをまとった乙女のように見えることから「舞姫滝」とも言われています。
何でこんなに『スッカン沢』の水が青白く見えるかというと、高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸などの火山の成分が多く含まれているためです。
そのためにこの沢の水は昔、辛くて飲めないことから『酢辛い沢』等と呼ばれ、なまって今の『スッカン沢』となり、その水の輝きが『スッカンブルー』と名付けられたそうです。
インクの色で『スッカンブルー』と言う色がありますが、スッカン沢の滝のさわやかなブルーを表現したそうです。
道なりに進んで行くと、スッカン橋が見えてきます。
この橋を渡らずに、右へどんどん進んで行きます。
ここからは、登って降りたり体力が必要です。
スッカン橋を渡ってUターンしてしまう方もいますが、雄飛の滝は右手奥にあります。
約1時間前後かけて歩いて来た甲斐があるほど、美しい雄飛の滝(ゆうひのたき)が突き当たり奥に見えてきます。
岩に囲まれた薄暗い所に、一筋の光が差すように見え、夕日が暮れることさえ忘れるくらい美しいことから雄飛の滝と呼ばれるようになったそうです。
那須塩原温泉に来たら、一度訪れてはいかがでしょうか?
私のお勧めは、秋の紅葉の時期です。