幕末の英雄・坂本龍馬と中岡慎太郎。薩長同盟締結に奔走し、明治維新をリードした立役者です。
1867年、龍馬は大政奉還(江戸幕府が政権を朝廷に返上すること)を成功させますが、その直後に京都の近江屋で中岡とともに暗殺されました。
近江屋は河原町にあった醤油商です。海援隊(龍馬が結成した海運商社で私設海軍)の本部がある酢屋(材木商)から近く、命を狙われる危険性があった龍馬はここを隠れ家としていました。
歴史上のスターである2人が暗殺された場所なので、跡地が残されているはず。
というわけで、現地に行ってみました。
今は「かっぱ寿司」になってました…
建物など当時を偲ばせるものはなにも残っておらず、石碑と立札が建てられているのみです。
仕方のないこととはいえ、ファンとしては寂しい…
ここは以前は別の回転寿司店がありました。回転寿司と縁がある場所なのかもしれませんね。
このあたりには他にも酢屋(こちらは建物が残っています)、土佐藩邸跡、中岡慎太郎が滞在していた菊屋跡、後藤象二郎寓居跡など、龍馬・中岡や土佐藩に関連する場所がたくさんあります。
これらを廻った後に、お寿司を食べながら龍馬と中岡に思いをはせるのもいいかもしれませんね。