江戸時代の人気絵師 伊藤若冲による巻物があらたに発見。福田美術館のあらたなコレクションとして10月からの特別展で一般公開されます。
今回発見された巻物「果蔬図巻(かそずかん)」は1791年、若冲が76歳のときに描かれた全長3メートルあまりの大作。巻物には約40種類の野菜や果物が四季に関係なく配置されています。
もとはヨーロッパの個人が所有していたもので、福田美術館が入手し、約4ヶ月かけて応急修復。先日初披露されました。
若冲は錦市場にあった青物問屋(八百屋)の生まれ。八百屋さんの若冲が野菜を描いてるのがなんだか面白い。やはり野菜や果物に愛着があったのかもしれませんね。
「開館5周年記念特別展:京都の嵐山に舞い降りた奇跡! 伊藤若冲に激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」(略称「若冲激レア展」)は10月から開催される予定。若冲ファンの方はお楽しみに!