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1,900年以上の歴史をもつ【熱田神宮】を物詣で

観光・レジャー
愛知県・名古屋市
地元では、とても有名な熱田神宮に参拝に行って来ました。
この熱田神宮には、家内安全、無病息災、縁結び、出世開運、商売繁盛、合格祈願などの御利益があります。
熱田神宮の境内には本宮をはじめ別宮1社、摂社8社、末社19社が祀られて、境外にも数社あり合わせて45社をお祀りしています。
それでは、熱田神宮の社中をちょっとご紹介しますね♪

熱田神宮の創祀は、三種の神器の草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)の鎮座に始まり、第12代景行天皇の御代に、日本武尊(やまとたけるのみこと)は神剣を名古屋市緑区に留め置かれて、尊のお妃である宮簀媛命(みやすひめのみこと)は、神剣をここ熱田の地にお祀りになられたとか。
以来、伊勢神宮につぐ格別に尊いお社として篤い崇敬として慕われています。

熱田神宮の正門(南門)を一礼してまっすぐに進むと、左側に二十五丁橋があります。
立札には「宮の熱田の二十五丁橋で西行法師が腰を掛け、東西南北を見渡して、これ程涼しい此の宮をたれが熱田と名を付けた」と表記があります。
熱田神宮は巨大な森と化し、神聖な地で神出づる…感が!

本宮に向かって歩くと、剣の宝庫 草薙館が見えてきます。
剣の宝庫 草薙館は、古くより祈りを込めて神様に捧げられた貴重な日本刀、約450口を収蔵する当神宮ならではの刀剣専門展示館です。
草薙館に入館すると、魂がこもった日本刀を堪能できます。
大和魂で日本に不可思議なパワーをもたらした…と言っても過言ではありません!

手水舎の近くには、大楠があります。
弘法大師のお手植えの大楠と伝えられて、樹齢は1,000年を超えるとか。
昔から白蛇が住んでいるとされており、お供えの卵が置かれています。
金運や運気上昇を願う参拝者も多くいますよ♪

さらに、本宮に向かうと信長塀があります。
永禄3(1560)年織田信長が桶狭間出陣の時、当神宮に必勝祈願をして見事に大勝したので、そのお礼として奉納した築地塀(ついじべい)です。
2023年には、木村拓哉さんと伊藤英明さんらが、映画のヒット祈願で熱田神宮を訪れて、この信長塀を見学されたそうです。

神楽殿の右横の小径をまっすぐに進むと、清水社があります。
祭神は、水を司る神様である罔象女神(みずはのめのかみ)をお祀りしています。
社殿の奥には水が湧いていて、湧水の中にある苔むした石に、三度水をかけて祈願すると願いが叶うとか、その水で眼を洗えば眼がよくなり、肌を洗えば女性には嬉しく肌がきれいになると言う信仰があります。

さらに小径を進むと、一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)があります。
天照大神(あまてらすおおみかみ)の荒魂(あらみたま)をお祀りしています。
荒魂とは、活動的猛進的な働きをされる御霊のこと。
実は、この一御前神社は熱田神宮の中でもっとも強力なパワースポットと言われているので、少し遠いけど行ってみる価値ありです!

祭神の熱田大神とは、三種の神器の一つである草薙神剣を御霊代(みたましろ)としてよせられる天照大神(あまてらすおおみかみ)のこと。
天照大神は言うまでもなく、皇室の祖神とも至高至貴の神とも仰がれ、人々に慈しみの徳を与えられる神です。
尊の御遺志を尊重して宮簀媛命は、神剣を今の熱田の地に祀られて、今からおよそ1,900年前になるそうです。
熱田神宮にたまに参拝に行きますが、いつも本宮に行くだけで、45社も見る箇所があるなんて知らなかった私…。
全部廻ろうとすれば、一日は楽しめるはずです。
熱田神宮から神様の恩恵を受けて、福を呼び込んで幸せな充実感を味わって下さいね♪
熱田神宮
住所 〒456-0031
愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
電話 052-671-4151
アクセス
正門(南門)の最寄り駅
・地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町」駅下車。
1番出口より徒歩7分。
東門の最寄り駅
・名鉄名古屋本線「神宮前」駅下車。
徒歩3分。