山梨武田史跡巡り〜甲府五山①「長禅寺」〜
今回からは、武田信玄公ゆかりの「甲府五山」をご紹介します。 甲府五山とは、武田信玄公が鎌倉や京都の五山制度にならい定めた、甲府にある長禅寺(ちょうぜんじ)、能成寺(のうじょうじ)、東光寺(とうこうじ)、円光院(えんこういん)、法泉寺(ほうせんじ)の5つの禅宗寺院のことです。 五山制度(ござんせいど)とは、元は中国南宋時代の制度で、政府が特別の保護を与え管理した5つの寺のことです。特別扱いをされた寺ということですね。 一般的にも、私個人でも「長禅寺→能成寺→東光寺→円光院→法泉寺」の順にまわるのが