戦没画学生慰霊美術館 「無言館」
強い日差しが降り注ぐ夏の午後。 何十年も前に訪れた時に感じた衝撃が忘れられず再び訪れてみたこの場所。 静かに佇む建物の中に入ると意外と人が訪れていた。 戦争中、画家になることを夢見ながら戦場のツユと消えていった多くの若者の絵や手紙などが展示されている。 ほとんどが20代。 戦争に行きたかったわけではなく、国の命令で従わざる追えなかった無念。 愛する家族の絵を遺言のように残して・・ 若者の静かな叫びが聞こえてくる様だった。 無言館の近くに第二展示館もあり、15,000冊の書籍が開架されている。 開