黒澤明の映画でも有名な平安京の玄関口「羅城門(羅生門)」
「羅城門」は、平安京の朱雀大路(すざくおおじ)の南側に建てられた都の正門のこと。「羅生門」とも呼ばれます。黒澤明の映画『羅生門』で有名ですね。 羅城門は幅約35メートル、奥行約9メートル、高さ約21メートルあったとされ、かなりの威容を誇っていたと考えられています。 外国からの使節を迎え入れる際の表玄関でしたが、たびたび倒壊し、980年に倒壊した後は再建されることはありませんでした。 遺構は残ってませんが、明治時代の「平安遷都千百年紀念祭」の際に場所が決められました。 その場所に「羅城門遺址」の石