伏見城の遺構が残る法然上人二十五霊場のお寺「源空寺」
京都・伏見の源空寺(げんくうじ)は、宝海山(ほうかいざん)と号する浄土宗のお寺。法然の霊場二十五ヶ所のひとつに数えられています。 法然上人二十五霊場(ほうねんしょうにんにじゅうごれいじょう)は、浄土宗の開祖である法然ゆかりの寺院をめぐる霊場巡拝です。「二十五霊場」ですが、番外が2ヶ所あるので計27ヶ所あります。 山門は二層からなる珍しいものですが、伏見城から移築された遺構といわれています。その階下には豊臣秀吉に天下の大福を授けたといわれ、もとは伏見城の巽櫓にあった朝日大黒天像がまつられています。