小説や映画でも知られる近代建築の発電所『夷川発電所』
蹴上インクラインから流れる岡崎疎水にある夷川発電所。 映画『鴨川ホルモー』の撮影や、小説『有頂天家族』などにも出てくるスポットです。 桜の頃に行われる十石舟めぐりでは、ここが折り返し地点にもなります。 写真でははっきりと撮れませんでしたが、ルネサンス様式の近代建築がレトロな雰囲気の発電所です。琵琶湖疏水の発電施設群として、土木学会選奨土木遺産にも指定されています。 対岸に見える銅像は、明治時代、京都の再興に尽力した第3代京都府知事の北垣国道氏。 水辺と近代建築の、この風景がなんともいえず好きです