京都・今出川で見つけた 尊王論者・藤井右門の居宅跡
京都市営地下鉄烏丸線今出川駅から烏丸通を北へ5分ほど、この場所に江戸中期の尊王論者・藤井右門の居宅がありました。 藤井右門は播磨赤穂藩の遺臣の子で、富山に生まれ、京都に出て儒学や神道を学び、皇学所教授となって公家に尊王論を説いた人物です。 のちに江戸に亡命し、明和事件に連座して処刑されました。 右門の旧宅は、現在は同志社大学になっている場所に薩摩藩屋敷があった関係から、志士たちの会議連絡場所としても活用されたといわれています。 屋敷は1922年(大正11年)に区画整理のため取り壊されましたが、翌