【佐賀県】吉野ヶ里遺跡(日本100名城 88)
吉野ヶ里遺跡は、佐賀県神埼市と吉野ヶ里町にまたがる、日本最大級の弥生時代の環濠集落跡です。紀元前5世紀から紀元後3世紀にかけての約700年間、小さなムラが発展し、クニの中心となる大規模な集落へと成長した過程を学ぶ事ができます。 遺跡からは、多数の住居跡や高床倉庫群、3,000基を超える甕棺墓、そして弥生時代中期の王の墓と考えられる墳丘墓などが発掘されており、当時の社会構造や文化を物語っています。 現在、遺跡一帯は国営吉野ヶ里歴史公園として整備され、物見櫓や竪穴住居、高床倉庫などが復元されています