茨城県つくば市にある研究機関、「産業総合研究所(通称 産総研)」。
その一角に、地学について学べる「地質標本館」があります。
ここでは、鉱物や化石の貴重な標本を見学できる他、地球について学べる展示を沢山見ることができます。
私も子供達が小さいころは、夏休みの自由研究で時々訪れていましたが、成人してからは全く来なくなり・・・。
久しぶりに訪れてみましたが、石が大好きなので、ここに来るとやっぱりテンションが上がります!
エントランスを抜けると、正面にドーンと大きな褶曲地層のレプリカが。
宮城県牡鹿半島の、褶曲地層だそうです。
写真だと大きさが伝わりませんが、2階建てのビルくらいの高さがあります。
そして、鉱石の展示室には、貴重な化石や鉱石が沢山展示されています。
多分、アンモナイトの化石です💦
黄鉄鉱の結晶。
人工物ではありませんよ。天然ものです!(だと、思います!)
富士山の溶岩。
密度が濃いですね!
恐竜、アロサウルスの足跡と自分の足の大きさを比べるコーナーも。
この恐竜の腰の高さは、人間の腰の高さの4倍なんだそうです。
てことは、自分の身長の2倍くらいのところに恐竜の腰があるってことですよね💦 でかい!怖い!
恐竜「デスモスチルス」の骨格標本もありました。
この施設では、他にも日本列島のジオラマや、産総研の技術についても展示されています。
そして何よりも驚いたのは、南海トラフ地震の予想震源域に、この産総研が開発したひずみ計が設置されており、データは全てつくば市に集められ、分析されているのだとか。
身近にそんな施設があったとは、驚きです!
地震はない方がいいですが、いざという時のために、日々監視を続けてくれているんですね。
地質標本館ー産業総合研究所 地質調査総合センターhttps://www.gsj.jp/Muse/
開館時間:9:30~16:30
休館日:月曜日
入場料:無料
子供も大人も楽しめます。
各展示にはQRコードが付いていて、スマホで読み取ると詳しい説明がでてきますよ。