四季の移り変わりを感じる、大和町にかかる川上峡。そのすぐ横にある「よどひめ神社」の前を車で通りかかると、ハッと目を惹く鮮やかな木々が見えたので、寄ってみることに。
春にはここのすぐ横に鯉のぼりが掲げられるため、その際も多くの人が立ち寄る場所です。神社内では既に「幸先詣」の旗が掲げられ、じわじわと今年も終わりに近づいているのを改めて感じます。
海、川、水の神として敬われているそうです。まさに、目の前には大きな川が。3月には神社の一大イベントとして「ひゃあらんさん祭り」が行われており、これは水遊びが増えるシーズンに入る前、子どもたちが水に“ひゃあらん(落ちない)ように”と祈願する神事だそうです。一体、どんなふうに祈るんだろう?と少し気になる。
この日は散策で来たので、手を清めて、簡単に参拝をして、敷地内をふらっと。
川岸にかかる木が綺麗に染まっています。これがまた、川に落ちてハラハラと流れて行く姿も綺麗だろうなぁ。
この日は12月頭・七五三のお詣りとされているご家族の姿もありました。
西門近くの木の下に、猫を発見!地域猫でしょうか。歩いていく姿は思ったより丸々としていたので、可愛がられているようです。燃えるような、真っ赤な葉っぱが眩しいほど。
1月1日には元旦祭、2日はぜんざいがふるまわれるほか、和楽器の演奏や獅子舞のお披露目もあります。神社の規模はそこまで大きくないからこそ、近所の方々が集まってお正月らしい雰囲気を味わえそうです。
この日は子どもと、今年1年のお礼を伝えて帰りました。次はまた1年のはじめのご挨拶に伺いたいと思います。そのころは葉の色も変わり、また違った神社の雰囲気が楽しめそうです。
【よどひめ神社】