最古の七福神めぐり「都七福神めぐり」の1番札所となってるのが、六波羅蜜寺の弁財天。
六波羅蜜寺は、歴史の教科書に掲載されている口から6体の仏様が出ている像でおなじみの空也上人が創建したお寺です。
住宅街の中に溶け込んでいて、すぐそばまで来ないと気付かないほど。
でも一歩境内に入るとパワースポットだらけのすごい寺院なのです。
「都七福神めぐり」の弁財天がお祀りされているのは、入り口の正面にある弁天堂。
少しわかりにくいですが、右に柱には「都七福神ノ一」と書かれています。
お祀りされている六波羅蜜寺弁財天像は、平安後期に作られた像で、芸能上達・縁結び・財運のご利益があるとされています。
弁財天の御宝印は、境内の北にある地蔵堂内受付で授与していただけます。
実は六波羅蜜寺には、もう一柱弁財天様がいらっしゃるのです。
それが地蔵堂内にお祀りされている銭洗い弁財天です。
銭洗い弁財天の前には、柄杓とざるが用意されています。
そのざるにお金を入れて柄杓一杯分の水でお金を清め、それをきれいな紙や袋に入れて自宅に保管しておくと、金運上昇のご利益があるとされています。
清めるお金は硬貨でも紙幣でもOKですが、紙幣の場合は四隅に水をかけて清めるだけで良いそうです。
「都七福神」と銭洗いの弁財天、両方にお参りすれば今年こそ宝くじに当選!するかも?
六波羅蜜寺には、空也上人の像や平清盛像をはじめとする文化財も多く所蔵されています。
教科書でした見たことのない像を間近で見られる貴重な体験もできますので、お参りの際はぜひ宝物館(令和館)へもお立ち寄りください。