京都河原町御池の交差点にある「京都ホテルオークラ」、何度か名前が変わっていますが、同じ場所で今でもホテルは営業されています。
ホテルの周りをぶらりと散策すると、様々なものがあるのでご紹介します。
内容的には街ブラです。
ホテルの地下は京都地下鉄東西線の「京都市役所前駅」と繋がっています。
改札から西側には「ゼスト御池」があり、この地下街も見どころですが、今回は省略。
まずはほぼ改札正面の入り口から少し上がって地下1階の外側、広々としているのですが、何故かほとんど人が歩いていない・・・

エレベーターを降りると謎のオブジェ。
その正面には・・・

ちょっとした滝。
実際見ると結構大きいです。
滝の上には河原町通りが通っています。
右に見えている階段から上に登るとホテル正面入り口の方へ行けますが、入り口付近には・・・

方位とだいたいの観光地図、枠には京都の地名や世界の地名が書いてあります。
その奥側になりますが、ホテルの壁沿いに・・・

ちょっとした水路。
夏になるとこれが涼しげでいい仕事してます。
ここからもう少し北側に行くと・・・

「桂小五郎像」です。
後でもうちょっと詳しく書きますが、ここにはホテルが建つ前に「長州藩京屋敷」があったため、この像が飾られているようです。
前にベンチがありますが・・・座りづらい・・・
次は建物の北側へ。
奥の方に大きな像があります。

「前田又吉(左)」と「伊藤博文(右)」です。
初めて建った時の名前は「常盤ホテル」で、開業したのが前田又吉でした。
前田又吉が没後に「京都ホテル」へ名称変更、その後「京都ホテルオークラ」となります。
伊藤博文と一緒に像が並んでいるのは、2人の親交が深かったからです。
さて、私がこちらで一番紹介したかったのが、敷地内にある「天照神社」です。
あまりに分かり難い場所なので、ほとんど参拝者はいませんが、ホテルが丁寧に祀っています。
行き方は・・・

この脇から奥へ行けます。
知らないと行けない・・・

こちらが「天照神社」です。
元々この土地に長州藩京屋敷が建っていたことは言いましたが、当時は敷地内に「稲荷神社」があって、建物が無くなると同時に稲荷神社も無くなりました。
京都ホテルオークラ
住所:京都府京都市中京区 河原町御池
後にホテルを建てた際、伊勢神宮の式年遷宮の御神木を頂き天照神社を創建しています。
御神体は「天照大御神」、稲荷神は創建から数年後に合祀されました。
御神体は「天照大御神」、稲荷神は創建から数年後に合祀されました。
この近くには新京極や寺町通などがあり、お土産を買いに来られる方も多いでしょう。
お時間があれば、ホテル周辺も散策してみませんか?
住所:京都府京都市中京区 河原町御池