京都で奇妙なことになっていると噂の神社があります。
「梨木神社」は、疫病封じの妖怪「アマビエ」で有名になりましたが、参拝に行くと不思議な光景を目にします。

「一の鳥居」です。
御所の「清和院御門」のすぐ前にあるのですが、鳥居の中に建物が迫っています。
トップ画の方が分かりやすいですが、見えているのは普通のマンションです。

マンションの裏付近です。
右奥に見えているのが「二の鳥居」。
そう、マンションは一の鳥居と二の鳥居の間に収まるように建っています。
何でこんなことになったのかは分からないのですが、私ならこのマンションに住んでみたい・・・
では、二の鳥居から中に入っていきましょう。
入ってすぐの境内に珍しいことにカフェがあり、その奥に「手水舎」があります。
そこに「染井の井戸」があり、「京都三名水」の1つにも指定されている御神水を頂くことが出来ます。

持参した容器に入れて持ち帰れます。
大量に汲んでいくのは止めてください。
容器が無い場合は、授与所にペットボトルがあるのでお尋ねください。
井戸の前には御神木があります。

桂の木で「愛の木」と呼ばれていますが、それは葉の形が「ハート形」だからです。
そこから奥に進むと、まずは「神門」。

ここまで来て気づきました。
全然「アマビエ」を見ない・・・
公式サイトには画像があったので拝借。

よく見る感じの絵ですが、お守りなどのデザインにもなっていないようです。
境内に絵が貼ってあるとか、ちょっと期待したのに・・・
気を取り直して「拝殿」へ。

神門の中は広々としています。
奥に見えているのが「中門」。

「本殿」はこの奥にありますが、ここから先は行けませんでした。
ところで梨木神社の由来ですが、昔の町名が「梨木町」で、そこから名前が付いたそうです。
梨木神社
住所:京都府京都市上京区染殿町680
参拝時間:9:00~17:00
拝観料:無料
その他:近隣の駐車場をご利用ください
参拝はこちらの中門前でしました。
こちらの御神体は「三条實萬(さんじょうさねつむ)」と「三条實美(さんじょうさねとみ)」です。
歌人や学者など、多くの賢才偉人を出した「三条家」に生まれ、お2人もまた才能にあふれていました。
邸宅もこちらにあったそうです。
そのため、この神社は「学問や文芸の神様」として崇められています。
ところで梨木神社の由来ですが、昔の町名が「梨木町」で、そこから名前が付いたそうです。
混雑はしていませんでしたが、参拝者が途切れることはなかったので、やはり人気がある神社なんだと思いました。
住所:京都府京都市上京区染殿町680
参拝時間:9:00~17:00
拝観料:無料
その他:近隣の駐車場をご利用ください