京都では「嵐電(らんでん)」の愛称で呼ばれる「京福電気鉄道 嵐山本線」の駅の1つ「蚕の社(かいこのやしろ)」と同じ愛称で呼ばれている神社があります。
「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」は名前にもあるように天照大御神を祀っている神社です。
こちらには珍しい「三柱鳥居」があることで有名です。
まずは蚕の社駅から直ぐの所に「一の鳥居」。

立派な鳥居が道路いっぱいに建っています。
鳥居をくぐって北へ200mほど行くと・・・

「二の鳥居」こちらは木製です。
この鳥居をくぐると境内は静かな雰囲気です。

「拝殿」です。
観光客も来ますが、地元の方の参拝が多いようです。
拝殿の裏に回り本殿側へ行くと、空気が変わりました。

こちらが「本殿」、見えている所から先には行けません。
写真では伝わりませんが、軽はずみに来るところではないと感じました。
しかし何とか本殿が見たかったので、グッと近づいて・・・

ギリギリから奥を撮影させて頂きました。
本殿に向かって右には、蚕ノ社のいわれとなった・・・

「養蚕神社」です。
こちらのは養蚕・織物・染色の守護神が祀られています。
左にも末社がありますが、どちらも近づけません。
そして今回の一番の目的、珍しい「三柱鳥居」。

近づいてよいのか分からず、遠目で写真を撮って拝んでいました。
こちらは「元糺の池」で、昔は水があったようですが、今はありません。
下鴨神社の「糺の森」の元だと言われています。

大きな池で、水が無いのは少し残念。
真ん前まで行って参拝されていました。
行っていいんや・・・
私も前まで行きました。
そして写真も・・・

中央にある組石は宇宙の中心を表しているそうで、この鳥居は約300年ほど前に再築されたものです。
三柱鳥居は日本でここだけと言われていますが、実は他にもあるようですね。
しかしこちらは歴史が古く、最初に建てられた時期も分かっていません。
木嶋坐天照御魂神社 (京都市公式「京都観光ナビ」が紹介)
住所:京都府京都市右京区太秦森ケ東町50−1
参拝時間:24時間
参拝料:無料
その他:駐車場はありません
三柱鳥居は日本でここだけと言われていますが、実は他にもあるようですね。
しかしこちらは歴史が古く、最初に建てられた時期も分かっていません。
キリスト教が伝来した1300年ほど前の遺物ではないかとも言われています。
真ん中からレーザービームでも出そう・・・
ちょっと不謹慎なことを考えながら境内を散策して帰りました。
住所:京都府京都市右京区太秦森ケ東町50−1
参拝時間:24時間
参拝料:無料
その他:駐車場はありません