京都蹴上にある「インクライン」、いつ来ても美しい景色ですが、特に桜との相性は抜群です。

実は私は桜が咲く時期に来たのは初めてです。
念願が叶いました!
物凄い観光客の数です。
今しか見られませんからね。

短いですが動画を撮りました。
満開を過ぎて散り始めています。
寄りで写真も撮ってみました。
インクラインについて少し説明します。

琵琶湖疎水で物資を運搬出来るようになった当時、違う川にいる船から船へ積み荷を移動させるのは大変でした。
その荷物を船ごと運んでしまおうと考えて作られた鉄道がインクラインです。

動力は水車を利用しています。
今は鉄道や自動車が発達したため利用されていませんが、京都の観光地として人気があります。

東の端に船がありました。
こっちが疎水側、ここから西へ行って鴨川方面に行きます。

インクラインの途中にも積み荷が乗ったままの船が・・・
三十石船」と呼ばれています。

伏見のお酒?
これは京都から滋賀へ運ばれていたのでしょう。

インクラインの傍には「蹴上疎水公園」があり、休憩にピッタリです。
桜吹雪が舞い散っていました。
広い公園の一角に、大きな石像が・・・
田邊朔郎博士像」琵琶湖疎水を造り、京都を発展させた人物です。
近代土木工学の礎を築いた人でもあります。

隣に「殉職者の碑」があるので、疎水建設の際には犠牲もあったと思われます。

白川通りの橋の上からもインクラインが見えました。
端から端まで500~600mあるそうです。

外国の方が3組くらい、ドレスを着て記念撮影をしていました。
映えるよね~!



蹴上インクライン (京阪電車の公式が紹介していました)
住所:京都府京都市東山区東小物座町339
定休日:年中無休
入場料:無料
その他:足元が悪いので歩きやすい靴がおすすめです。