北白川にあるヴォーリズ建築、駒井家住宅。外観は何度か紹介したことのあるレトロ洋館ですが、今回初めて内部を見学できました。

駒井家住宅は、動物遺伝学で有名な駒井卓博士の住まいだった住宅です。
1階のサンルームは、3つ並んだアーチ形の窓が印象的。

神戸の異人館、萌黄の館にもちょっと似た雰囲気だと思いました。

サンルームの窓は、外から見るとこんな感じ。こちらから庭へ出られるようにもなっています。

緑いっぱいの庭は、東山が見えるように造られているそうです。

階段の窓。すりガラスから入る自然光がきれいです。これも西日をしっかり計算しているのだろうと感じました。

外から眺めて期待していたとおり、駒井家住宅はとにかく素敵な空間でした。見た目だけでなく、住む人の暮らしやすさへの配慮が行き届いたヴォーリズ建築を体感できる場所です。
駒井家住宅の情報
京都市左京区北白川伊織町64
見学は事前予約制