毎年ゴールデンウイークの幕開けに合わせるように行われている蹴上浄水場のツツジ一般公開に今回初めて行ってきました。
2025年は梅も桜も開花が遅れていましたが、さてさてツツジはいったい?
蹴上浄水場について
京都市東山区にある蹴上浄水場は、明治45年(1912)に日本最初の急速ろか方式の浄水場として建設されました。
施設内には約4600株ものツツジが植えられており、ツツジの名所としても知られています。
毎年ツツジが見ごろとなる4月下旬から5月上旬ごろに、施設の一般公開が行われ、多くの見学者が訪れます。
一般公開期間には、ツツジの観覧以外に施設見学ツアーやデジタルスタンプラリーなども行われています。
地下鉄「蹴上」駅で下車し、地上に出るとすぐ横が蹴上浄水場の通用門。
そこから緩やかな坂を上がると、真っ赤な霧島ツツジが出迎えてくれました。
レンガ造りの施設建物の周囲に咲く霧島ツツジ。
とてもモダンな景色でした。
お目当てのツツジは、残念ながら2分咲き程度。
でも京都市街が借景となって、素敵な撮影ポイントになっていました。
南禅寺や黒谷金戒光明寺(多分!)の伽藍も見えます。
総合受付には施設見学ツアーに参加される方が並んでいましたが、私はスルー!
毎年snsやニュースで見ていた満開のツツジは見られませんでしたが、ところどころで見られる可愛いツツジの花がとても素敵でした。
オレンジや黄色の花が可愛いれんげツツジも咲いています。
霧島ツツジは見事に満開です。
本当ならツツジに囲まれるように散策できるはずの「ツツジのトンネル」ですが、今年は緑多めのトンネル。
あと1週間後なら満開のツツジが楽しめたはずなのですが…。

一般公開は終わっていても、実は三条通をはさんだ向かい側からツツジの絶景は見えるのです。
今回は少しだけ残念でしたが、また次のお楽しみに取っておきましょう!
蹴上浄水場の基本情報
  • 住所 京都市東山区粟田口華頂町3
  • 電話 075-771-3102
  • 通常非公開
  • アクセス 地下鉄「蹴上」徒歩すぐ