
水族館に行くのは、およそ6年ぶり。今回「のとじま水族館」へ足を運んだのは、2歳の子どもが最近いきものに強い関心を持ち始めたこと、そして能登半島地震から1年以上経った今も「能登はまだ本調子じゃない」と、ボランティアに行った知人や観光で訪れた親族から聞いていたことがきっかけでした。
ニュースではあまり報じられなくなっていますが、復興にはまだまだ時間がかかるとのこと。私たち家族なりに、観光という形で応援できたらと思い、能登島を訪れることにしました。
ニュースではあまり報じられなくなっていますが、復興にはまだまだ時間がかかるとのこと。私たち家族なりに、観光という形で応援できたらと思い、能登島を訪れることにしました。
午前の部|ジンベエザメとの出会いと子どもの大興奮!

富山から車で出発し、ナビに従って問題なく到着。ドライブの道中も気持ちよく、観光気分が高まります。
この日は「晴れ時々曇り」で、気温も暑すぎず、外を歩くにはちょうど良いお天気。まず向かったのは「ジンベエザメ館 青の世界」。
最初は場所の雰囲気に馴染めず、ベビーカーにちょこんと座っていた2歳の子どもですが、館内の大きな水槽に泳ぐ魚たちを見た瞬間、突然目を輝かせて自らベビーカーから降りていきました。
そして目の前に現れたのは、能登近海にも回遊してくるという巨大なジンベエザメ!その圧倒的なスケールに、子どもだけでなく私たち大人も大興奮。まるで海の中にいるような、静かで雄大な空間に思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
想定外の展開!? バッテリーカーとペンギン広場

次は「ペンギンのお散歩」を見に行こうと移動していたのですが、途中で見つけてしまったのが、子どもが大好きな消防車型のバッテリーカー!
「乗りたい!」と大騒ぎする子どもに、パパが根負けして一緒に乗車(笑)。大満足で運転を楽しんでいましたが、もちろん一度で終わるはずもなく…。
なんとか抱っこして「ペンギン広場」へ向かうと、ちょうどペンギンたちがおうちに帰るタイミング。ヨチヨチと歩く姿が本当に可愛くて、むしろ私が癒されてしまいました。
「乗りたい!」と大騒ぎする子どもに、パパが根負けして一緒に乗車(笑)。大満足で運転を楽しんでいましたが、もちろん一度で終わるはずもなく…。
なんとか抱っこして「ペンギン広場」へ向かうと、ちょうどペンギンたちがおうちに帰るタイミング。ヨチヨチと歩く姿が本当に可愛くて、むしろ私が癒されてしまいました。
イルカショーでは笑顔がいっぱい!

続いては、家族みんな楽しみにしていた「イルカショー」へ。ダイナミックなジャンプやボールキャッチ、スピード感のある泳ぎに会場全体が大盛り上がり!
2歳の子どもには少し長いかな?と思っていましたが、十分に楽しめたようで、満面の笑顔が何度も見られました。そんな姿に、親としてもほっこり。
2歳の子どもには少し長いかな?と思っていましたが、十分に楽しめたようで、満面の笑顔が何度も見られました。そんな姿に、親としてもほっこり。
午後の部|幻想的な空間で感じた“海の中”

お昼は売店で軽食を購入し、持ち込んだおにぎりなどと一緒にのんびりランチタイム。天気も穏やかで、外での食事も気持ちよく過ごせました。
午後はゆっくり「本館」を巡ることに。
まず印象に残ったのは、視界いっぱいに広がる一体型アクリル水槽。どこまでも続くような水中の世界に、心がスーッとほどけるようでした。
他にも、魚たちの群れがすぐそばを泳いでいるように見える観察ドームや、プロジェクションマッピングを活用した「のと回廊」では、まるで海中を歩いているような不思議な感覚に。光と映像が生み出す空間演出は、親子そろって魅了されました。
午後はゆっくり「本館」を巡ることに。
まず印象に残ったのは、視界いっぱいに広がる一体型アクリル水槽。どこまでも続くような水中の世界に、心がスーッとほどけるようでした。
他にも、魚たちの群れがすぐそばを泳いでいるように見える観察ドームや、プロジェクションマッピングを活用した「のと回廊」では、まるで海中を歩いているような不思議な感覚に。光と映像が生み出す空間演出は、親子そろって魅了されました。
小さな成長と癒しの時間

「ふれあい水槽」では、子どもが少しだけ勇気を出して、水に手をちょんとつけてみる姿も。小さなチャレンジに、成長を感じるひとときでした。
そして、「クラゲの光アート」では、ふんわりと漂うクラゲと優しい光のコラボレーションに、思わずうっとり。ここは“映えスポット”としてもおすすめです。
そして、「クラゲの光アート」では、ふんわりと漂うクラゲと優しい光のコラボレーションに、思わずうっとり。ここは“映えスポット”としてもおすすめです。
ラストは懐かしさに包まれて

最後に訪れたのは「海の自然生態館」。
ここでは約1万尾のイワシが群れとなって泳ぐ「イワシのビッグウェーブ」が圧巻!一斉に動く銀色の魚たちは、自然の芸術そのもの。見入ってしまう美しさがありました。
その後は、自然光が差し込むトンネル型の水槽をくぐり抜けながら、イルカたちが泳ぐ姿を下から眺めるひととき。まるで本当に海の中を散歩しているような気分に──
この場所は、私が子どもの頃に来たときとあまり変わっていない気がして、どこか懐かしい気持ちになりました。今こうして、自分の子どもと同じ景色を見られることが、なんだかとても感慨深かったです。
ここでは約1万尾のイワシが群れとなって泳ぐ「イワシのビッグウェーブ」が圧巻!一斉に動く銀色の魚たちは、自然の芸術そのもの。見入ってしまう美しさがありました。
その後は、自然光が差し込むトンネル型の水槽をくぐり抜けながら、イルカたちが泳ぐ姿を下から眺めるひととき。まるで本当に海の中を散歩しているような気分に──
この場所は、私が子どもの頃に来たときとあまり変わっていない気がして、どこか懐かしい気持ちになりました。今こうして、自分の子どもと同じ景色を見られることが、なんだかとても感慨深かったです。

おわりに|また来たいと思えるあたたかい場所
久しぶりの水族館、そして初めての“家族3人での水族館体験”。のとじま水族館には、大人も子どもも夢中になれる仕掛けがたくさんあり、まさに「来てよかった」と思える場所でした。
そして、被災地の一角にあるこの水族館に足を運んだことで、少しでも地域の応援につながったのなら、それもまた今回の旅の大きな意味だったと感じています。
また季節を変えて、訪れてみたいと思える、そんな優しい時間を過ごすことができました。
そして、被災地の一角にあるこの水族館に足を運んだことで、少しでも地域の応援につながったのなら、それもまた今回の旅の大きな意味だったと感じています。
また季節を変えて、訪れてみたいと思える、そんな優しい時間を過ごすことができました。