兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾、六甲山のなかにある「神戸市立森林植物園」は、総面積142.6haの広大な植物園で、園内では、約1,200種の樹木を中心に原産地別に、自然に近い形で植栽しています。
アクセスは車が便利ですが、電車の場合は土日は三ノ宮駅から直通のバスが出ています。平日の場合は市営地下鉄や無料バスを乗り継いで行くことができますよ。
そんな植物園ではちょうどいま、紫陽花が見ごろを迎えています。
その数や種類は膨大で、ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイ、タマアジサイ、中国系アジサイなど25種350品種・約5万株の紫陽花があるそうです。
なかでも六甲山特有のブルーの紫陽花は「六甲ブルー」と呼ばれていて、淡いブルーが繊細で上品で美しいです。
植物園の中にある長谷池では睡蓮の花が見ごろです。たくさんの花が咲き誇る様はこの時期だけ。
色鮮やかな紫陽花の花を見ようとたくさんの人が来園しますが、写真だけでなく絵を描いている人も毎年多く見られます。幼稚園の遠足に来ていたりして自然豊かな美しい大きな植物園。入り口などに売店もありますが、芝生にレジャーシートをひいたり、ベンチも多いので座って手持ちのお弁当を食べるのもおすすめ。気持ちいい時間が過ごせます。
そしてやっぱり、私のお気に入りは入口から出てメタセコイヤ通りにある(紫陽花の苗株の場所からも行ける)「アナベルの丘」。
見事に真っ白な世界が広がります。圧巻の景色は息をのむ世界です。
座って写真を撮ると、今年はアナベルがきれいに映るベンチが何個か増えていて配慮が嬉しいですね。
毎年6月から7月にかけて。7月20日くらいまでは楽しめると思います。

秋になると紅葉も見事ですよ。ぜひ散歩するのにうってつけの「神戸森林植物園」に行ってみてくださいね。