建仁寺には、俵屋宗達の傑作と伝わる「風神雷神図屏風」があります。
庫裏から入ってすぐの場所にあり、なんと撮影OK。ですが、本物は京都国立博物館が所蔵しているとのこと。

建仁寺に現在あるのは、デジタルで精密に復元されたものだそうです。すごい技術ですよね。

隣の部屋には、もう一つの風神雷神図が。
こちらは俵屋宗達の絵を元に、ジュエリーで描いたのだそうです。ルビーやオパールなどの天然石が使われているそうですが、近くて見てもジュエリーとはわかりませんでした。大阪市立大学と契約して制作したのだそう。

左側が雷神、そして右側が風神。躍動感のある神様たちと、金色(本物では金箔)の余白にある静けさが対照的ですよね。

博物館で見る本物もいいですが、お寺の静かな雰囲気のなかで見る風神雷神図屏風も、とてもおすすめです。
建仁寺の情報
京都市東山区大和大路通四条下る小松町584拝観時間:10:00~16:30