東山の霊山護国寺には坂本龍馬などの幕末の志士たちが眠っています。そこへ向かう坂道「維新の道」沿いには、翠紅館(すいこうかん)というお屋敷の跡があります。
現在は「京大和」という料亭になっているよう。
門の前に、石碑と看板がありました。元々は東山にある正法寺の塔頭だったそうです。景観がよく「翠(緑)」と「紅(赤)」が美しいということから翠紅館と付けられたのだとか。

幕末には土佐藩や長州藩の志士がここに集まり会議をしました。有名なのが攘夷の具体的な方針を決めた「翠紅館会議」です。
敷地内には、幕末に関わるさまざまな石碑がありました。この先にある、霊山護国寺のお墓のことを示しているようです。

いつか京大和の料亭から、幕末の志士と同じ景色を見てみたいものですね。

翠紅館跡の情報
京都市東山区桝屋町356