僕は、大口という街を活性化させたいと強く思っている。そこは、神奈川県横浜市神奈川区に位置する小さな町だ。そんな町をどうして今更活性化させたいのか、
その理由は、現在の大口町、特に大口通商店街が以前に比べて閑散としてしまっているからだ。20年以上前、大口通商店街は神奈川県内でもTop5に入るほど栄えていたと聞く。しかし現在は、土地不足や人手不足、コンビニ・大型スーパーの台頭といったさまざまな要因が重なり、商店街の活気が失われてしまっている。
僕は今高校生だ。だからこそ、高校生の視点から見た「大口の魅力」も発信していきたい。
まず一つ目の魅力は「住みやすさ」だ。大口は交通の便が良く、横浜にも東京にもアクセスしやすい。また、静かな住宅街が広がっていて、落ち着いた暮らしができる。
二つ目は、物価が比較的安く、医療機関や学校などのインフラが整っている点だ。子育て世代にも安心な環境が整っていると思う。

しかし、いくつかの課題もある。
例えば、土地の所有者が土地を手放さないことにより開発が進まず、若い世代が大口に移住しにくいという問題がある。その影響もあり、商店街の衰退が加速しているように感じる。また、カフェなど気軽に立ち寄れる場所や、若者が集まれる「居場所」が少ないのも課題のひとつだろう。
僕は、こうした課題に正面から向き合い、自分にできることを行動に移してきた。
実際に、町長の方と直接お話をさせていただいたり、地域の方々にインタビューを行ったりして、現場の声を集めてきた。また、地域のある店舗とコラボし、新しい商品を開発するという取り組みにも参加した。これらの活動を通して、まちづくりには「人と人とのつながり」が何よりも大切だということを実感している。
今すぐに大きな変化を起こすことは難しいかもしれない。だけど僕は、5年後、10年後には「シャッターが閉まった商店街」ではなく、「人が集まり、笑顔があふれる商店街」を取り戻したいと本気で考えている。
そのために、これからも大口の“良いところ”と“課題”の両方にしっかりと向き合い、魅力をPRしながら、地元の人と一緒に少しずつ変化を起こしていきたいと思っている。