薬師寺の北側には、玄奘三蔵院伽藍(げんじょうさんぞういんがらん)という建物があります。

玄奘は、唐の時代に経典の翻訳に従事したお坊さん。薬師寺の宗派である法相宗の開祖で、「西遊記」で有名な三蔵法師のモデルです。
静かで広々とした参道を歩き、門の中に入ります。
門の横に建つ石碑に「大遍覚三蔵」の文字が。大遍覚は、玄奘の功績に対する称号のようなもの。三蔵とは尊称だそう。

伽藍には、玄奘の遺骨の一部を奉安しているのだとか。
ただならぬ雰囲気を感じるお堂ですね。堂内には、玄奘三蔵訳経像のほか、玄奘が旅した地を訪れた平山郁夫画伯が描いた「大唐西域壁画」が奉納されています。特別公開される時もあるそうなので、ぜひ拝観してみたいものです。

薬師寺・玄奘三蔵院伽藍
奈良県奈良市西ノ京町457
拝観時間:9:00~17:00