春日大社といえば社殿を囲む回廊、そして境内に奉納されている燈籠です。
朱塗りが鮮やかな回廊は、本殿などの建物を囲んで、東西南北にぐるりとあります(北は本殿の背後より手前で終わっているそう)。そしてその回廊にあるのが釣燈籠。
藤原氏の氏神だった春日大社では、政治の節目ごとに藤原氏が燈籠を奉納していたそうで、その後も戦国時代の武将や徳川家が納めた貴重な燈籠が残されています。
下は、重要文化財にも指定されている、藤波之屋の万燈籠。
藤波之屋とは、神職の詰所だったところで、かつての万燈籠神事を再現して浄火を灯しているのだそうです。
石燈籠も多く、境内になんと約2000基もあるのだとか。
全国で2番目に古い、藤原忠通奉納の「柚木型石燈籠」もあるそうで、さまざまな歴史上の人物が納めた燈籠を見つけて歩くのも面白そうですね。
春日大社の情報
奈良市春日野町1607:00~17:00












