京都の伏見大手筋商店街からほど近い、伏見区総合庁舎の北にある「金札宮」です。
住宅街の中に建つ、地元の神社といった感じです。
こちらが「総門」。
一見すると普通の神社ですが、こちらは伏見で最も古い神社だそうです。
そしてエピソードも凄いのです。

まずは「本殿」。
全体の写真を撮ったつもりだったのですが、アップしか撮っていませんでした。
総門から見えているのが本殿です。

こちらの名前の由来ともなっているお話を簡単にします。

空から金の札が舞い降り、その札を祀ったという能の謡曲「金札」があります。
このお話は、この神社が由来だそうです。

どんな歌か気になったのですが、動画などは見つけられませんでした。

ご神体は「天太玉命(白菊翁・白菊大明神)」「天照大御神」「倉稲魂命(うがのみたまのみこと)」です。
ご利益は「五穀豊育・火難除去・家運隆昌」だそうです。

金運の御利益・・・無かった・・・
でも家運隆昌は家を栄えさせるご利益なので、こっちの方が良いかも。

本殿のすぐ横には「恵比須像」。
やはりこちらは人生が豊かになるご利益が高いようです。
恵比須様の横には「公岡稲荷大明神」。
境内にはお稲荷様が多くて、他にも。
更に・・・
こちらには御神木もあります。
こちら「クロガネモチの木」は京都市の天然記念物に指定されています。
かなり迫力のある木です。

駅としては近鉄丹波橋寄りですが、商店街を散策がてら参拝するのはどうでしょうか。


金札宮(きんさつぐう)
住所:京都府京都市伏見区鷹匠町8
参拝時間:24時間
拝観料:無料