京都御所の東側にある「清浄華院(しょうじょうけいん)」は、浄土宗八総大本山の一つです。平安時代、清和天皇の勅願で、天台宗の円仁によって開山。その後、法然により浄土宗のお寺に改められたのだそうです。
御影堂(大殿)には、42歳の法然の像が祀られているのだとか。
42歳といえば男性の本厄にあたるため、江戸時代には厄除けのお寺としても信仰されていたのだそうですよ。
訪れたときは、まだ一部の色づきでしたが、紅葉もきれいなお寺のようです。
御所に近い清浄華院は、皇室の人々が帰依するお寺だったのだとか。
また幕末には、京都守護職の松平容保が半年ほどここに滞在し、新選組も清浄華院の門をくぐったそうです。京都のさまざまな歴史を見てきたお寺なのですね。
清浄華院の情報
京都市上京区北之辺町395拝観時間:9:00~17:00









