清和院御門は京都御苑の東側、梨木神社のそばにある門です。

かつて存在した清和天皇ゆかりのお寺「清和院」ゆかりの門で、清和院自体は万治の大火と呼ばれる火災の際に、北野天満宮の近くに移転しています。
清和院御門から入ると、すぐ左には白い塀に囲まれた中に、大宮御所や仙洞御所があります。
仙洞御所は上皇のための御所で、大宮御所は皇太后(上皇の后)の御所だったそうです。大宮御所は、現在も天皇皇后両陛下が京都での御宿泊所として使用されています。申し込めば参観も可能です。

清和院御門を入って東を振り返ると、大文字山がきれいに見えます。
かつての上皇や皇太后も、ここから大文字山を眺めたのかもしれないですね。

清和院御門の場所
京都市上京区京都御苑23