妙覺寺は、織田信長が上洛時の宿泊場所としていたお寺の一つです。千利休を呼んで茶会が開かれたこともあったのだそう。

元々は四条大宮の豪商の邸宅にあったものが二条衣棚へ移され、その後、豊臣秀吉の都市改造によって現在の地に移転しました。山門は聚楽第の裏門を移築したものと言われています。聚楽第の遺構は数少ないため貴重なのだとか。
現在、妙覺寺では昼夜の特別拝観と、夜間の紅葉ライトアップが行われています。
信長がふるまった武家の料理「本膳料理」を再現した展示なども観ることができるそうですよ。

境内では、赤や黄色の紅葉が見事でした。
京都市内でも落ち着いたエリアにあり、静かでゆっくりと拝観できるお寺です。

妙覺寺の情報
京都市上京区下清蔵口町135
※特別拝観12/14まで