京都には、江戸時代に流行した「洛陽十二支妙見めぐり」という巡礼が残されています。お参りするのは、北極星または北斗七星を神格化した「妙見大菩薩」。京都御所の紫宸殿を中心に、十二支の方角にそれぞれ妙見宮が祀られています。

そのうちの一つが、出町の本満寺にある妙見宮。場所柄、「出町の妙見さん」と呼ばれているお堂です。本満寺の西側、参道の左手にあります。
出町の妙見さんは、紫宸殿から見て北北東にあり、丑の方角を司っているとのこと。
妙見大菩薩は万物の運を支配し、さまざまな厄難を祓って開運へと導いてくれるそうですよ。とても心強いですね。
お参りの仕方はさまざまで、自分の干支からスタートしたり、その年の干支からスタートしたり。一度に全部まわるのは大変かもしれませんが、毎月1か所、または京都に来るたび1か所ならチャレンジできそうです。

妙見宮(本満寺)の情報
京都市上京区鶴山町16