西陣の千本通りの一角にある引接寺。閻魔法王が祀られ、「千本ゑんま堂」の名で親しまれているお寺です。
参道横の建物の中に、よく見ると大きな閻魔様がいました。
毎月16日の閻魔様のご縁日には、本堂の閻魔法王坐像が公開されます。通りかかった日が偶然ご縁日にあたり、閻魔法王坐像の姿を見ることができました。
また、この日は特別法要会もあり、本堂の中で住職のお話も聴けるありがたい日でした。
境内北側にある「鐘づき堂」には、1379年に大工の藤井國安が制作したと刻まれており、京都市の有形文化財に指定されています。大みそかにはここで除夜の鐘が鳴るそうですよ。
化野と鳥辺野に並ぶかつての葬送の地「蓮台野」。千本ゑんま堂は、この蓮台野の入り口に位置します。まるで閻魔様が、ここで死者を審判しているかのようですね。
引接寺(千本ゑんま堂)の情報京都市上京区閻魔前町34
拝観時間:9:00~17:00












