京都市左京区下鴨にある「茶寮宝泉(さりょうほうせん)」は、築100年以上の風情あるお屋敷で和菓子をいただける邸宅和カフェです。
閑静な住宅街の一角にたたずむ茶寮宝泉では、こちらの店舗でしか食べられないわらび餅や、季節の上生菓子と冷(温)抹茶のセットにおぜんざいなど、上質な甘味を味わえます。
門をくぐった先な苔が美しい前庭。
さまざまな和菓子が並んだ店内からも眺めることができます。
まずは注文をしてから、靴を脱いでお席へ。
美しいお庭を見ながら畳敷きの廊下(広縁?)を奥へ。
私が案内されたお席は、なんと床の間の前。
私ごときがこんないい席で…と恐縮しながら座りました。
お座敷からは緑の美しい日本庭園が見通せます。
注文が通ってから練り上げるわらび餅を待つ間、ゆっくりと癒しの空間を楽しみました。
お待ちかねのわらび餅。
透明感のあるつやつやのわらび餅は、まるで宝石のようです。
沖縄波照間の黒糖を使用した黒蜜がついていますが、まずはそのままでいただきます。
とろっとろのわらび餅をそっとお箸でつまみ、口に入れると…。
冷たくてもちもち、つるんと食感にほのかな甘さ。
今まで食べてきたわらび餅とは全く違いました!
「これが本物のわらび餅か!」
メニューにはまずそのままで1つ、あとはお好みで黒蜜をかけてくださいと書いてあったのですが、あまりに美味しくそのまま2つ・3つと食べてしまいました。
最後の2つは黒蜜をかけて。
コクのある黒蜜とわらび餅の「こらぼれ~しょん!」も絶品でしたが、私はそのままの方が好みです。
何しろわらび餅自体がすご~くおいしかったのですから。
美味しい和菓子を食べながら、端正な庭やお部屋のしつらえ、床の間のお花など、季節の趣を感じる素敵な時間となりました。
今回は春のお部屋を楽しませていただきましたが、すだれや網代が活躍する夏のしつらえも見てみたいので、暑くなったらまた伺いたいと思っています。
普段はあまりお土産を買わないのですが、どうしても上生菓子が食べたくて、今回は特別にお土産を購入。
私が訪れた時期に合わせた春の上生菓子はどれもきれいで可愛くて、選ぶのが大変でした。
次回は上生菓子と抹茶のセットにしようか、それとも上品な白小豆のおぜんざいにしようか、今から楽しみです!